消防団に入るにはどうする?よくある疑問をまとめて紹介!
地元のヒーローである消防団に入りたい!と思っても、じゃあどうやって入るのか?と間違いなく疑問に思われるでしょう。ここでは、消防団員とはどのような仕事かについても含め、よく寄せられる質問にざっと答えていきます。
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消防団に入るにはどうしたらいい?
まずは、最寄りの消防署を訪れて、公安部や救急課に問い合わせてみてください。大都市にお住まいの場合、すべての部門からボランティア課を見つけるのに苦労するかもしれません。一方、田舎にお住まいの場合は、消防団に入りたい人に対応する専門の課はおそらくないと思うので、まずは総合受付に問い合わせてみるといいでしょう。
それぞれの自治体には、ボランティア消防を管理するための独自の規範と法律を設けています。入団してから1年以内に国家資格を取得する必要がある部門もいくつかあれば、消防学校のように資格認定教師によって研修プログラムが実施されている部門もあります。いずれの場合であっても、入団したいという希望を申し出ると、手続きを案内してくれるでしょう。
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防災ボランティアにはどのくらいの時間が要る?
防災ボランティアで活動している消防団員は、全国的にみて減少しているにもかかわらず、奉仕することになる地域社会に対してプロフェッショナルなレベルで消防活動を行わなければならないので、依然として厳しい基準が設けられています。
毎週少なくとも3時間、年間52週にわたって、訓練に従事することになると覚悟しておきましょう。生活費を賄うために一日中仕事に集中するだけでなく、地元の人々にも注意を向けてあげなければなりません。そのため、いつでも準備ができているよう、訓練を重ね、練習する必要があります。これは負担が重いように思えるかもしれませんが、地元の住民が119番に電話してくるのは、ただ美しい光を放っている消防車が通りを走っているのを見たからではなく、今すぐ助けを必要としている緊急事態にあるからだ、ということを肝に銘じておかなければなりません。どんな緊急事態にも対応できるように訓練したプロの消防団員が必要だから電話してくるのです。
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消防団員が待機するところは自宅?それともステーション?
ほとんどのボランティアの消防団員は、四六時中寝泊りできるようなステーションを持っていません。ですので、夜勤を担当する場合は、消防部門がアラートで通知してくれるポケットベルまたはスマートフォンアプリのいずれかを取得することになるでしょう。これがあれば、どこで待機していても、ステーションにいるかのように返信することができます。
あと、意外と難しいかもしれませんが、あくまでも自分は地元のコミュニティを援助するために消防団に入っていることを忘れないでください。家族との食事中に抜け出さないといけないかもしれませんし、仕事や初デートに遅刻してしまうこともあるかもしれません。あるいは、アラームの誤報で夜中の2時に起こされ、リセットするのを手伝うこともあるでしょう。数え上げればきりがありませんが、誰かが必要としているときに自分がそこに駆けつけてあげることで、一日の終わりにやりがいを感じることができるでしょう。
何事もそうですが、気温がどんなに高くても心が晴れない日もあります。消防団員としてがっかりする経験も起こりうるでしょう。ただ、ボランティア活動をして地域社会に貢献しているのだということは心に留めておいてください。